福岡市博物館で刀を見てきました。
毎年1月に圧切長谷部、2月に日光一文字が展示されています。
どちらも国宝で年にひと月の短い期間にしか展示されません。
圧切長谷部は黒田孝高(官兵衛・如水)が織田信長から授かった刀です。
昔、軍師官兵衛という大河ドラマがありましたね。
刀が傷まないよう寒い時期にしか展示されないため、「冬の男」と呼ばれている刀です。
毎年見ていますが、皆焼(ひたつら)という刃文が全体に散らばっていて。
雪のようと表現する方もいますが、流石冬の男という感じです。
日光一文字は北条氏から黒田孝高に送られた刀です。
丁字乱れの煌めきが見事でした。